内容
※現在、留学プログラムは終了しております
2017年4月から2018年3月までの1年間、コミュニティナースの受け入れを目指す京都府綾部市を舞台に、市内で活動するコミュニティナースの人材育成と、地域で活動するための環境づくり、そして地域の住民と共に活動する看護師の新しい事業モデルの構築のための実証実験を行います。
そこで、2017年4月からの1年間、綾部市内に滞在し、コミュニティナースとしての技能を実践しながら学びたい看護師を2-3名程度、募集します。
活動する地域の自治会や綾部市役所と連携しながら、誰もが気軽に訪問できる「むらの保健室」の運営のほか、買い物代行や普段の見守りなどを含めた地域巡回、住民とコミュニケーションを取るための場づくり、地域のお祭りなどのイベントを支援することを検討しています。
9月に卒業した第1期生12名の先輩ナースやプロジェクトを応援するボランティアスタッフも連携・サポートしていきます。
※注意事項
当プログラムは、綾部で計画している実証実験に参加したいという「希望者」の募集です。
希望者には、地域で活動するためのスキルや住民交流などを講座を通して指導していきます。(現在、終了しています)
綾部で募集しているプログラムに必ず参加できるということを保証していません。
綾部留学に興味がある場合は、直接、綾部市役所へお問い合わせください。
【体制イメージ】
準備期間について
綾部・1年留学プログラムの参加希望者は、東京で2016年11月から実施する「第2期コミュニティナース育成プログラム」にも参加していただきます。
育成プログラムを通して、コミュニティナースに必要な知識と技術を学びながら、綾部に行った時に地域でやりたい活動計画を、第一期の先輩ナースやともに学ぶ第二期の仲間たちとともに作っていきます。
活動地区
【京都府綾部市(GoogleMap)】
綾部市は、京都府の中央北寄りに位置する田園都市。美しい自然環境や豊かな里山・田園と農村の暮らし、平和と歴史・文化に彩られた市街地、ものづくりを中心とする多様な産業の集積、そして京阪神地域と日本海地域をつなぐ交通の要衝地であることなど、地方小都市ながらさまざまな機能や特性がバランスよく備わっています。
【候補地区】
- 西八田地区(6集落、788世帯、高齢者率37.4% ※2016年9月末)
- 奥上林地区(15集落、253世帯、高齢者率61.0% ※2016年9月末)
①西八田地区
綾部市のほぼ中央に位置する6つの町(上八田町、七百石町、中筋町、岡安町、渕垣町、下八田町)からなる南北に細長いエリア。京都縦貫道と舞鶴若狭道が交差している場所にあり、のどかな田園風景や数百年から千年以上前に創設された数多くのお寺や神社などの名所が地区に散在しています。
②奥上林地区
綾部市街地から北東約25kmほどに位置する山間地域。国宝二王門の在る君尾山の麓、上林川と草壁川に囲まれた風光明媚な地域です。過疎・高齢化が進み、冠婚葬祭、農業用水や道路の維持管理といった共同生活の維持が困難な状況に直面している集落を「水源の里」と位置付け、集落の振興と活性化を図るための活動を地域を上げて行っています。
募集要項(暫定)
プログラム名 | 綾部コミュニティナース・1年留学プログラム |
目的 | ①地域で活躍できるコミュニティナースの技能を学ぶ ②コミュニティナースが活動するための環境づくり ③コミュニティナースとして自活できる事業モデルの検証 |
活動内容 (暫定) |
①むらの保健室(健康拠点づくり&運営) 過疎・高齢化が進む地域において、看護資格を有するものによる気軽に健康相談、生活指導ができる『保健室機能』をつくることで、住民の健康的な生活の向上に貢献する。 ワークショップや看護師たちが企画するイベントを実施できる拠点。 ②地域振興支援 ◆住宅訪問(地域巡回) |
期間 | 2017年4月から2018年3月までの1年間 ※2年目以降も検討中 |
参加資格 | 2017年3月現在、看護師や保健師の国家資格を持つ者 「第2期育成プログラム」に参加できる者 |
定員 | 2-3名程度(申し込み者多数の場合は、書類・面談選考あり) |
生活支援 | コミュニティナースとして活動するための生活費や生活に必要な住宅等の支援を検討しています。 |
企画運営 | ・ボノ株式会社 ・矢田明子(コミュニティナース) |
協力 | ・綾部市役所 ・西八田地区連合自治会 ・奥上林地区連合自治会 ・あやべ温泉 ・株式会社CommunityCare ・NPO健康生活まちづくり ・先輩ナース(一期生) |