プロジェクトについて

とびだせ!コミュニティナース

コミュニティナースはわくわくできる毎日をつくります
いつも地域の中にいて、〝健康的なまちづくり〟をする医療人材です

コミュニティナース説明図

とびだせ!コミュニティナース

コミュニティナースはわくわくできる毎日をつくります

コミュニティナース説明図

コミュニティナースとは?

病院や福祉施設、訪問看護に従事する看護師と異なり、
地域の中で住民とパートナーシップを形成しながら、
その専門性や知識を活かして活動する医療人材のことです。
地域で中長期的に住民と関わることで、
健康的なまちづくりに貢献することを目指します。

病院にいるナースとはちがうの?

▶︎活動内容がちがう

病院で働くナースは住民の健康を取り戻すことを専門に考えて活動するのに対して、住民の「毎日が楽しい!」を専門に考える活動をします。
活動は、地域を盛り上げる【地域おこし】を中心とし、人が集まる場作りや、そのためのきっかけづくりをして、日常的に住民と接する機会を生みます。そして、普段から健康意識を高めるアプローチや、病の早期発見、医療や福祉、行政機関への橋渡しなどまで行います。顔の見える関係だからこそ、これらが円滑にできる看護専門職がコミュニティナースです。

▶︎活動領域がちがう

病院や在宅事業所ではなく、地域で活動します。
対象は病の有無に関わらず、いつも住民のそばにいます。
病院、クリニックの看護師、訪問看護師、保健師がカバーしきれていない領域で活動し必要に応じて専門家との架け橋になります。

どうして必要なの?

▶︎少子高齢化、地域医療・介護の限界

コミュニティナースは、地域医療・介護にかかる前の段階を活動領域としています。地域全体の健康度を高めたり、繋がりを強めることで、専門機関と連携しながら地域医療・介護の負担を減らす意義があります。

▶︎地域コミュニティの限界

もともとは家庭内や地域の中で支え合っていた生活が、支えられない時代になってきました。日本各地で、昔から続いていたお祭りなどの伝統行事が開催できなくなるだけでなく、老老介護と言われる高齢者による高齢者の介護などが問題となってきています。コミュニティナースは、地域の住民と住民の間に入ることで繋がりを再構築し、地域の中の支え合いを取り戻します。

▶︎病院以外でも活躍できる看護師の新しいワークスタイル

看護師は、どこの地域でも不足しています。一方で、結婚して子育てを始めた看護師が働きたくても働ける環境がなかなかないという課題もあります。コミュニティナースは、病院以外で看護師の専門性を活かして働くことができる新しいキャリアの選択肢のひとつとして看護師たちからも求められています。

プロジェクトの目的

コミュニティナース育成プロジェクトは、コミュニティナースが活躍する健康的な未来のまちづくりを目指しています。この未来を実現するために、以下の3つの活動の支援を行っています。

  • ①コミュニティナースを育成する

    先輩コミュニティナースや地域づくりの現場で活躍する人を講師に迎え、コミュニティナースの育成講座を開催し、必要な技術の習得の支援をしています。

  • ②コミュニティナースが活動する地域をつくる

    日本全国にコミュニティナースを広めるため、行政と地域住民をつなげコミュニティナースが活動する場作りの支援をしています。

  • ③コミュニティナースが働ける事業モデルつくり

    地域でコミュニティナースが継続的に活動をするために、企業と連携して仕事づくりや事業化をする支援をしています。

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