綾部1年留学プログラム、参加者募集〜看護師が自然豊かな京都の里山で地域を学ぶ〜
概要
コミュニティナース育成プロジェクトを企画・運営しているボノ株式会社(本社:東京都文京区、以下ボノ)は、2017年4月から2018年3月までの1年間、コミュニティナースの受け入れを目指す京都府綾部市を舞台に、病院ではなく、町の自治会(町内会)とともに市内で活動するコミュニティナースの人材育成と、地域で活動するための環境づくりを通して看護師が自活できる自立型事業モデルの構築のための実証実験を行います。
そこで、2017年4月からの1年間、綾部市内に滞在し、コミュニティナースとしての技能を実践しながら学ぶ「綾部コミュニティナース留学プログラム(以下本プログラム)」に参加する看護師を2-3名程度、募集します。
■プログラム説明会
10月29日(土)14:00-16:00
http://community-nurse.com/ayabe_session
本プログラムはボノと島根県雲南市で実際にコミュニティナースとして活動する矢田明子(NPO法人おっちラボ代表理事)の指導の下、プログラム参加者が地域の自治会や綾部市役所と連携しながら、住民が気軽に健康上の悩み事相談ができる「むらの保健室」の運営や、高齢者世帯の買い物代行や食事支援、地域のお祭りや運動会などのイベント支援を通して、健康的なまちづくりに取り組みます。
背景
団塊の世代が後期高齢者に達する2025年問題、40兆円を超えた医療費問題、介護にまつわる事故や事件など、日本の医療・介護にはさまざまな課題が山積みとなっており、行政や病院などの医療機関に頼るだけでなく、住民が主体的になって地域の特性に応じた新たな仕組みを構築していく必要があります。
2016年5月から実施したコミュニティナース育成プログラムでは、看護師や保健師の資格を持つ12名が集まり、地域住民とのパートナーシップを形成しながらコミュニティナースとして活動する方法を学ぶワークショップや、京都府綾部市内の地域を訪問して住民の取材・交流するフィールドワークを実施してきました。
地域の中で中長期的に活動することで、病気への早期発見(未病対策)に期待できるだけでなく、病院以外で働く看護師の資格をもつ者の新しいワークスタイルとしても注目されています。
メディア関係者の方へ
本フィールドワークのプレスリリースを以下にて配信しております。
ご興味がございましたらプレスリリース下部の電話もしくはメールアドレスまでご連絡ください。
■ プレスリリース資料はこちら
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